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葬儀の日程は誰が決める?
臨終から通夜、葬儀と、人がお亡くなりになるとその悲しみにくれている暇もなく、物事をどんどん決めていかなければなりません。
通夜や葬儀があるから、悲しみにくれている時間がないというくらいです。
でもかえってそれがいいのかもしれませんね。
特に葬儀の日程に関しては、周りの方にお知らせすることも必要なので、できれば早急に決定すべきです。
まず喪主や葬儀を取り仕切る、総議員長を決める必要があります。
通常、喪主は故人との縁がもっとも深い人が行いますが、パートナーを亡くされた方の心痛度合いが強い、また喪主となるべき方の年齢がご高齢であるなどを考慮し、喪主を決定する場合もあります。
それから日時の決定となりますが、親族でこの日に行いたいという都合もあると思いますが、菩提寺がある場合には菩提寺のご住職の都合をまず確認しましょう。
事前に連絡し希望日時などを知らせてみれば、スケジュールが空いているかどうか、確認できます。
亡くなられた当日もしくは翌日に通夜を行い、翌日葬儀という流れが多くなると思いますが、最近では葬儀までの日数が空くという場合もあります。
海外に暮らしているお子さんが帰宅するまで葬儀はしないなど、そのご家庭によって都合もありますので、喪主や葬儀委員長、さらに葬儀社とよく相談し日取りを決めます。
また葬儀に関しては、友引に行ってはいけないということをよく聞きます。
実際に、友引は火葬場がお休みということもあり、葬儀ができないということもありますね。
友引や仏滅、大安などの暦ですが仏教徒のかかわりがないもので、あまり考えなくてもいいものだと思いますが、やはり地域的に気にされる方も多いので親類や葬儀社、また菩提寺のご住職などに相談しながら決めていきましょう。
菩提寺がないという場合には、親類に宗旨宗派の確認を行ったうえで、葬儀社に連絡し僧侶の手配や読経について相談しておきましょう。
喪主が中心となり、親族や葬儀社その他関係者とともに葬儀の日取りを決定するということが、一般的な葬儀の日時の決め方です。