お寺や神社の予約はどうする

通夜、葬儀を行う場合に、菩提寺があるという場合には、その菩提寺のお寺葬儀を行うということもあると思います。
最近は、葬儀の準備などをすべて取り仕切ってくれる葬儀社での葬儀が一般的となり、隣組やお寺さんの檀家が集まってお手伝いをしながら行う葬儀というのは少なくなりました。

実家が遠く、菩提寺があっても遠方という場合には、菩提寺に連絡すれば同じ系列のお寺さんなどを紹介してくれますので、お寺さんなどにしっかり相談しましょう。
またお葬式の仕方なども、お寺さんによって、また地域によって変わりがあります。

これまでは地域のお寺や神社で行う通夜や葬儀に関して、ご近所のお年寄りなどがとても詳しく、隣組の方などに相談すれば力になってくれましたが、今はそういったことも少なくなりました。
都市部に若い世代がいることで、田舎に暮らす両親も年齢を重ねてきて田舎から引き取るということも少なくありません。
でも葬儀は田舎の菩提寺で行いたい、という方も多いでしょう。

宗教には、日本の場合、仏式、キリスト教、神式、さらに新興宗教系など様々な宗教があります。
同じ宗教であっても、通夜や葬儀の仕方、お飾りなどの仕方に違いがある場合もありますので、お寺さん、本家、檀家、近隣に暮らす方々に相談してみましょう。

菩提寺を持っていないという方の場合、葬儀社の方に相談して僧侶の手配をしてもらうこともできますが、菩提寺があるけれど今お参りしているお寺さんが違うという場合にも、やはり本家などに相談するのが一番です。
通夜葬儀は、ご遺体のことを考えればできる限り早めに行うことが望ましいので、相談はスピーディに行い予約を早めに行うようにしましょう。

日本人は無宗教という方も少なくないので、葬儀社に相談する方が多くなっているのかもしれません。
いずれにしても、神社やお寺さんへの予約は早く行うに越したことはないので、ご遺族で相談をしっかり行いスケジュールを調整しましょう。