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無宗教葬・オリジナル葬とはどんなお葬式?


海外ではキリスト教やイスラム教、ヒンズー教など様々な宗教があり、各家庭で宗教を持っているという方々が多いのですが、日本は無宗教という方も非常に多く、最近は古くからの葬儀の形にこだわらない無宗教葬やオリジナル葬などが増加傾向にあるようです。

宗教宗派にこだわりなくできる葬儀なので、故人らしさを求める葬儀には最適です。
故人をこの世からあの世に送り出す儀式として、形式やこだわり、決まりのない無宗教葬やオリジナル葬はどのように行われるのでしょうか。

無宗教葬は自由葬などと呼ばれることもあり、場合によってはオリジナル葬、プロデュース葬とも呼ばれます。
通常、葬儀会社が行うパッケージ式の葬儀とは違い、故人の死を悼むご遺族や近親者、ご友人等の気持ちを最大限に表現した葬儀です。
タレントさんの葬儀などでも行われることがありますが、故人の代表曲が演奏されたり、通常葬儀には利用されない花が飾られていたりします。

祭壇にも決まりがありませんので、自由な形の祭壇が設けられることがあります。
こういう形の葬儀はいけない、ということが宗教宗派によって制限されるということがないので、故人が生前こういうことが好きだったなとか、故人らしい葬儀だなと強く印象に残る個性的な葬儀になると思います。

モニターに生前の故人が元気だった頃の画像が流されたり、お亡くなりになった故人から皆さんへ向けての「さようならの手紙」が披露されたり。
故人の思い出がたくさん詰まった写真が飾られていたり・・・。
ご遺族の、故人への愛情や信頼、感謝の気持ちを強く感じられる葬儀になると、オリジナル葬や無宗教葬を強く望まれるご遺族も多くなっていると聞きます。

宗教がある場合には、その宗教宗派に沿った葬儀が一番いいのかもしれませんが、葬儀は故人とのお別れのためのものです。
自由な発想で故人の存在を感じさせる、こうした葬儀の形があっても素敵だと感じます。
オリジナル葬や無宗教葬が多くなっているということもよく理解できますね。